もう2週間も前から学校のワークなどの勉強につきあっています。
(塾のテキストでのその範囲の勉強はとうに終了しているので)
「社会がわからん」という子がいたので、あーだこーだと説明してから「結局それを暗記するんですよ」とお伝えして、一週間後に「社会はどんな感じ?」と聞きましたら「覚えられたで!」と言ってくれました。
関学の近くのお屋敷エリアの公立中学だと下位10%の成績に相当してしまう子が、当地では学年の50%とか70%も存在するというとんでもない状況(主に暗記科目です)を打破するために、維新塾では今年度から数学の授業の日に時間を延長して理科や社会をどうにかしようとしています。生徒には教材も購入していただきましたが学校では前の学年の勉強が残っていたりするのに、塾のテキストは学年通りなため段取りなどで苦労してうまく回っていません。何とか今回の期末を乗り切って夏休みにやっつけていきたいと思います!
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下の写真は小学生たちの勉強風景です。前列は女の先生が担当、後列は私が担当ですが写真撮影のため映っていません。教材は基本的には普通レベルのものにしていますが、より難易度の高い問題集に対応できる子には中学入試を受けないとしてもご希望であればそれなりのことを勉強してもらっています。(計算や漢字などが家庭で定着させられていない場合は、塾が保護者に代わってそのレベルを担うことになるので難しい問題集は時間的に無理ですが)
前の学年の勉強と今の学年の勉強を並行している子もいれば、もう一学期の勉強は完了した子もいます。国の方針(学習指導要領)が数年前とくらべて学習量を馬鹿みたいに増やしていますので、小3まで学力ノーチェックだった子は、もし弱点を抱えていたら高学年で確実に落ちこぼれますし、しかも復活のチャンスは与えられません。そんなことは学校では時間的に無理なので親がやるか塾がやるしかないのです。ヤバイ時代になってしまいました。教育改革で誰が得をしているのでしょうか。