私立中学入試 合格おめでとう
よく頑張った!
結果よければすべてよし。
なんだかんだと泣いたり笑ったり(先生も泣いているのですよ)の受験勉強でしたが、無事合格という形で終了できました。
龍谷の英進、武庫女のサイエンス
進学してからもお勉強は大変でしょうが頑張ってくださいね。
◆あとに続くみなさんへ(中学入試を受けたいという人のことです)
塾は自分の勉強を肩代わりしてくれるところだという認識の人がときどき現れます。
そのタイプの人に、テキストを読ませて勉強させようとすると抵抗されます。
どうやら先生に教えて欲しいらしいのですが、「いや読んでわかるところは読んだほうが早いやろ」と言って突き放します。(お金を払っているのに)自分で勉強することに抵抗があるようです。
違いますよ。自分で勉強したけどわからないところを教えてもらうために塾に来るのですよ。
今年の合格者は1000問の入試問題を解答解説を見ながら自分で解いたのです。それでもわからないところがあるので塾でも勉強するのです。
中学入試を受けるというのなら小6のゴールデンウィークまでには小6の普通のテキストを終了させなさい。自分がやらねば終わりませんよ!
◆◆そんな特殊な受験(中学入試)はしません、ふつうに受験は高校入試からの予定ですという方は、そんなにハイペースでやる必要はありませんから安心して下さいね。
私立中学の先生との雑談 受験勉強はいつからやるか
先日、私立中学の先生とお話ししているときに出た話題。
「学校説明会で保護者からよく聞かれるんだけど受験勉強はいつから始めたらいいのか?って質問に塾はどう答えてるの?」
その質問には答えにくいですね。
今現在で算数の計算力、国語の語彙と漢字の力をどれだけ持っているのかにとても影響されるからです。
以下に計算力の実例を書きますので、どんな子供が受験しているのかの目安としてください。
(ということで、誰にでも当てはまる回答はありません。)
◆
うちの塾から難関校を受けて合格していった子供たちは小5の春に塾に来たとき、すでに計算は中学2年程度までを家庭学習(公文式ふくむ)で一度は終わらせているのが多数派です。難関校合格者の場合、塾に来る前に正負の数や方程式ぐらいはある程度解ける状態で入塾してきます。この場合、小5からの受験勉強で間に合います。(算数)
計算の先取りをやっていないにしても、今までのことが確実にできて、新しく習う計算の練習を嫌がるようなことがなければ5年生からでもギリギリ大丈夫です。(一回教えれば練習は自分でする子なら大丈夫ということです)
受験勉強は作業を伴います。作業を嫌がるタイプの人にはちょっと無理かも。
計算がわからない子はほとんどいませんが、計算が出来ない子はたくさんいます。
◆◆
ちなみに中学入試専門塾では小4の夏には小学校の勉強は基本的に一回めが終了します。このあと入試まで何周も何周も回すのですよ。当然猛スピードで進みますので、家庭学習がこなせない人は脱落します。家庭学習ができるタイプならあとからの追い上げも可能ですが、同じ能力の持ち主どうしなら、早くから始めている人のほうが有利なのは明らかです。
◆◆◆
中堅校受験なら家庭での準備はほとんどしなくても5年生のはじめから塾に行かせればギリギリどこかに無理やり合格できるかな・・・という次第です。6年生からでも間に合うケースはありますが、相当無理なスケジュールをこなしてもらいます。(ということは入塾を遅らせてもお金の節約にはならないのです。)
いずれにしても小学校の勉強で困っているようでは受験勉強以前にふつうの勉強をやるべきです。
◆◆◆◆
計算や漢字が怪しいレベルなら大問題です。これに当てはまるのは、小学校のテストで70点以下の人たちです。受験勉強がどうのこうの言う前に、生活習慣を変えましょう。その人たちにアドバイスです。「学校の悪口を言っていませんか? 自分のことは自分で決まるのですよ。」
イチロー氏のメッセージ
12月22日、今年で最後になる「イチロー杯争奪学童軟式野球大会」の閉会式があったそうです。そこで大会長であるイチロー氏から小学生選手たちへラストメッセージが送られました。
その中でも塾業界に身を置くものとして、これはぜひお伝えしたいという内容を引用させていただきます。
「教える立場の人間、なかなか難しいらしいですね。先生たちよりも生徒のほうが、力関係が強くなってしまっているという状況があるみたいで、このことに僕は心配しているというか、よく考えることがあります。」
「なかなか厳しく教育をすることが難しいみたいなんですって。」
「厳しく教えることが難しい時代に、誰が教育するのかというと最終的には自分で自分のことを教育しなければいけないんだ、という時代なのかなと思います。僕は(略)厳しい先生がいたので…。」
「それはお父さん、お母さんも覚えておいてほしいことですね。」
◆◆◆
厳しく教えてもらえない時代。その通りになっているように思います。
不登校? OK!
低学力? OK!
すべて自分の選択でしょう(真顔)
と、いうスタンスを教育行政としてはとらざるを得なくなってきたようです。
自由であるために権利を主張する生徒や保護者がいるからのようで、それを認めるなら当然現在のスタンスになってしまいます。
誰も鍛えてくれない。
自分で自分を鍛えるしかない。
学校はだんだんそうなってきているように感じます。
先生による体罰がふつうに存在した親世代とは違います。
冬期講習? やりますとも!
よく頑張った
夏休みの課題(中学入試用)が終わらず、現在も継続中の女子。
入試問題で点を取るやり方を練習しつつ、課題もやらねばなりません。
頭に入れる勉強と、頭から出す勉強の同時進行です。
昨日840問めまで完了しました。
この子のファイルは厚さ5cm5mmになりました。
「よく頑張った。途中で投げ出さずに何とかここまで来た。
入試まであと少しの辛抱だ。ベストを尽くそう。」
◆ ◆
受験勉強は、何の苦も無くスイスイと順調に進む子もいますが
たいていは四苦八苦しながら進むことになります。
そもそも体力が必要なのですが、個人差がありますし。
模試や定期テストで思ったような成果が出ないことも当然あります。
あたりまえです。
親はそれに寄り添わなければいけません。
くさしてはいけません。
「何なん、この成績。アホなん?」
現実にこんなことを口にする親が存在するとは思えないのですが
生徒たちからはいろいろと聞こえてきます。
「よく頑張ってるねえ。何か困っていることはない?」
とか
「よく頑張ってるけど惜しかったねえ。何か困ってることはない?」
と言ってあげて下さい。
たしかに「お前なあ・・・・」と思わせる子どもが存在するのは事実ですし
親が怒るのもわかるのですが、怒っても解決などしませんから。
そういうタイプの子どもは別枠ですよ。
前回の記事 ニュージーランドでは
いま、うちの中3クラス英語の授業は、ニュージーランド在住の日本人で現在帰国中の(昔からの)塾仲間に担当してもらっています。
授業後、その先生と西宮の学力南北問題について話していました。
彼曰く
「この情報(前回の記事)は行政からは公表されていないんですよね。良い悪いの議論はさておいて、ニュージーランドにはディサイルという指標がありまして、それは全国の小学校のランクを10段階で評価したものです。ニュージーランドでも日本と同様に小学校は小さな校区で分けているので、ディサイルは地区の評価にもなります。
その評価がどう決まるのかというと・・・・」
この先はなんだか生々しいのでリンクでどうぞ。
外国の行政は割り切っていますね。
11月9日(土)中3兵庫Vもし
中3のみなさん
忙しい2学期をお過ごしでしょう。
中間テスト以降、2週間ごとに何かの行事が続きます。
お忙しい中、大変申し上げにくいのですが(笑)
11月9日(土)に兵庫Vもしを行います。
周辺の学校スケジュールですが鳴尾南を例にすると・・・
10月23日(水)合唱コンクール
10月29日(火)第三回実力テスト
11月02日(土)駅伝
11月07日(木)中連体
11月18日(月)期末テスト
12月の個人懇談までに現時点の自分の成績を再確認するためには
模試のタイミングがここしかありません。
ということで、中3だけ
11月9日(土)は兵庫Vもし