平成27年度兵庫県公立高校入試、複数志願選抜の合格発表に行ってきました。
ほとんどの場合、掲示時間は午前10時から12時です。
◆ご注意◆この記事は2015年春に行われた高校入試のものです◆
◆2016年春の記事はこちらです。http://ishinjyuku-nishinomiya.blog.jp/archives/2016-03-23.html◆
◆2017年春の記事はこちらです。http://ishinjyuku-nishinomiya.blog.jp/archives/1069779462.html?ref=popular_article&id=6156670-1035365
◆2018年春のことなど。http://ishinjyuku-nishinomiya.blog.jp/archives/2018-11.html
西宮南、西宮北、甲山などでそうなります。
この実態についてのデータが無いので、毎年地道に調べていたのですが、
今回は学区が広くなったこともあり、近隣塾で協力し合って、西宮・宝塚・伊丹・尼崎を調べました。
さて合格発表の方法ですが、A校が第一志望で、B校が第二志望のとき、
発表はA高校で行われます。合格者番号掲示板に番号があれば
AかBのどちらかに合格しているということです。
合格者は指定された場所まで封筒を受け取りにいきます。
(封筒受取場所は高校の玄関付近とか掲示板の裏とかさまざまです。)
その中にABどちらの高校に受かったかが書いてあるのです。
A校に合格ならそのまま手続きの書類をもらいます。
B校に回し合格なら、その場を去りB校との手続きにうつります。
掲示を見ても誰がA高校合格で、誰がB高校合格かはわかりません。
このため、我々のような第三者から見るとややこしいのです。
たとえば市立西宮は定員240人なのに合格掲示は276人もあります。
これは第二志望校への回し合格者も掲示されているからです。
少なくともこの差の36人は第二志望の高校へ回って、誰かを押し出した
ということですね。
また甲山は定員170人に対し136人が受験しました。定員割れです。
昔の入試なら全員合格になるのですが、合格掲示は113人でした。
定員割れで全員合格どころか23人もアウトです。
それでも上からの充足により、ちゃんと定員を満たしました。
(余談ですが甲山と同ランクの尼崎西と比較して、今回の倍率と第一志望加算点の兼ね合いもあり
「①甲山②尼西」の順で出願したか「①尼西②甲山」の順で出願したかによって明暗が分かれた
可能性があります。ボーダーラインの生徒は前者なら公立合格、後者なら公立不合格かな。)
なお、表の中で実際に定員割れになったのは尼崎北のみです。
定員280名に対し合格者259名。
つまり今回の入試では第二志望にでも尼崎北を書いていれば必ず合格になりました。
(他はちゃんと定員どおりの合格者がいます。)
話しが長くなりました。
生データをご覧下さい。地域別にしてあります。北部・南部は阪急か阪神かで適当に分けました。
分析はみなさんごゆっくりと。私もじっくり考えます。
西宮南部
西宮北部
宝塚
尼崎南部
尼崎北部
伊丹
受験校を決めるときの参考にして下さいね。
ほとんどの場合、掲示時間は午前10時から12時です。
◆ご注意◆この記事は2015年春に行われた高校入試のものです◆
◆2016年春の記事はこちらです。http://ishinjyuku-nishinomiya.blog.jp/archives/2016-03-23.html◆
◆2017年春の記事はこちらです。http://ishinjyuku-nishinomiya.blog.jp/archives/1069779462.html?ref=popular_article&id=6156670-1035365
◆2018年春のことなど。http://ishinjyuku-nishinomiya.blog.jp/archives/2018-11.html
複数志願では、上位高校の不合格者が第二志望合格者として下位の高校に降りてくるので、
一見定員割れでも、上から押し出されて不合格・・・・ということがあります。西宮南、西宮北、甲山などでそうなります。
この実態についてのデータが無いので、毎年地道に調べていたのですが、
今回は学区が広くなったこともあり、近隣塾で協力し合って、西宮・宝塚・伊丹・尼崎を調べました。
さて合格発表の方法ですが、A校が第一志望で、B校が第二志望のとき、
発表はA高校で行われます。合格者番号掲示板に番号があれば
AかBのどちらかに合格しているということです。
合格者は指定された場所まで封筒を受け取りにいきます。
(封筒受取場所は高校の玄関付近とか掲示板の裏とかさまざまです。)
その中にABどちらの高校に受かったかが書いてあるのです。
A校に合格ならそのまま手続きの書類をもらいます。
B校に回し合格なら、その場を去りB校との手続きにうつります。
掲示を見ても誰がA高校合格で、誰がB高校合格かはわかりません。
このため、我々のような第三者から見るとややこしいのです。
たとえば市立西宮は定員240人なのに合格掲示は276人もあります。
これは第二志望校への回し合格者も掲示されているからです。
少なくともこの差の36人は第二志望の高校へ回って、誰かを押し出した
ということですね。
また甲山は定員170人に対し136人が受験しました。定員割れです。
昔の入試なら全員合格になるのですが、合格掲示は113人でした。
定員割れで全員合格どころか23人もアウトです。
それでも上からの充足により、ちゃんと定員を満たしました。
(余談ですが甲山と同ランクの尼崎西と比較して、今回の倍率と第一志望加算点の兼ね合いもあり
「①甲山②尼西」の順で出願したか「①尼西②甲山」の順で出願したかによって明暗が分かれた
可能性があります。ボーダーラインの生徒は前者なら公立合格、後者なら公立不合格かな。)
なお、表の中で実際に定員割れになったのは尼崎北のみです。
定員280名に対し合格者259名。
つまり今回の入試では第二志望にでも尼崎北を書いていれば必ず合格になりました。
(他はちゃんと定員どおりの合格者がいます。)
話しが長くなりました。
生データをご覧下さい。地域別にしてあります。北部・南部は阪急か阪神かで適当に分けました。
分析はみなさんごゆっくりと。私もじっくり考えます。
西宮南部
高校名 | 定員 | 出願数 | 当日欠席 | 受験者数 | 合格掲示数 |
今津 | 120名 | 158名 | 0名 | 158名 | 129名 |
西宮南 | 252名 | 214名 | 0名 | 214名 | 180名 |
西宮東 | 200名 | 301名 | 0名 | 301名 | 283名 |
鳴尾 | 240名 | 291名 | 1名 | 290名 | 271名 |
西宮北部
高校名 | 定員 | 出願数 | 当日欠席 | 受験者数 | 合格掲示数 |
県立西宮 | 160名 | 254名 | 0名 | 254名 | 217名 |
市立西宮 | 240名 | 286名 | 0名 | 286名 | 276名 |
西宮北 | 252名 | 234名 | 0名 | 234名 | 213名 |
甲山 | 170名 | 136名 | 0名 | 136名 | 113名 |
宝塚
高校名 | 定員 | 出願数 | 当日欠席 | 受験者数 | 合格掲示数 |
宝塚西 | 240名 | 249名 | 0名 | 249名 | 239名 |
県立宝塚 | 252名 | 214名 | 3名 | 211名 | 211名 |
宝塚北 | 240名 | 255名 | 1名 | 254名 | 251名 |
宝塚東 | 288名 | 285名 | 1名 | 284名 | 253名 |
尼崎南部
高校名 | 定員 | 出願数 | 当日欠席 | 受験者数 | 合格掲示数 |
尼崎西 | 216名 | 332名 | 1名 | 331名 | 195名 |
県立尼崎 | 280名 | 380名 | 3名 | 377名 | 252名 |
尼崎小田 | 204名 | 232名 | 0名 | 232名 | 224名 |
尼崎北部
高校名 | 定員 | 出願数 | 当日欠席 | 受験者数 | 合格掲示数 |
市立尼崎 | 204名 | 229名 | 0名 | 229名 | 213名 |
尼崎稲園 | 140名 | 176名 | 0名 | 176名 | 171名 |
尼崎双星 | 180名 | 220名 | 0名 | 220名 | 178名 |
尼崎北 | 280名 | 234名 | 0名 | 234名 | 234名 |
武庫之荘 | 160名 | 191名 | 0名 | 191名 | 163名 |
伊丹
高校名 | 定員 | 出願数 | 当日欠席 | 受験者数 | 合格掲示数 |
県立伊丹 | 280名 | 293名 | 0名 | 293名 | 287名 |
伊丹西 | 288名 | 327名 | 1名 | 326名 | 300名 |
市立伊丹 | 200名 | 270名 | 0名 | 270名 | 236名 |
伊丹北 | 120名 | 127名 | 0名 | 127名 | 124名 |
受験校を決めるときの参考にして下さいね。
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