みなさん、ご存知の通りでしょうが 大学入試センター試験 は来年2020年1月で終了します。その次の年からは 大学入学共通テスト というものに変わります。

大きく変わるのは 英語 です。

今の英語のテストは 「読みとれるか?」 「聞きとれるか?」 を試されているのですが、改革ではこれに 「書けるか?」「話せるか?」 が追加されることになっています。(大学入試のことです。今でも高校入試には「書けるか?」がテストに出ていますので誤解しないようにしてください。)

英語の4技能(読むRead、聞くListen、書くWrite、話すSpeak)を均等に評価する試験に変わるのです。


さて今年のセンター試験は57万人が受験しました。一日でこれだけの人数が同じテストを受けるのです。

57万人ぶんのマル付けをする仕事があるのですが、これをマンパワーでやるのは限界があるので機械を利用します。これがマークシート方式というやつで、解答用紙には文字を書くのではなく自分の思う答えにあたる記号の〇を鉛筆で塗りつぶして解答するのです。(写真のような感じです。)
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今まではこの方式で「読めるか」「聞き取れるか」を受験者に答えさせることはできましたが、これからやることが決まっている「書けるか」「話せるか」のテストだと、マークシートで答えさせられません。

そこで登場するのがパワーアップしてきた今どきのコンピューターです。

「書けるか?」はキーボードへの入力をさせれば、つづりのミスは採点できます。
また年賀状の郵便番号仕分けのように、コンピューターはスキャンした画像で字を認識することもできるので、手書きの文字でも採点可能です。

また「話せるか?」についてはパソコンのマイクへ話しかけて録音し、コンピューターが認識できるかどうかで採点できます。

(何しろ57万人ぶんのマル付けです。人間には無理でしょ。)


余談ですが、今の英検の対面スピーキング対策で「明るく笑顔で元気よく」作戦というのがあるのですが、コンピューターが相手では通用しません。ロボット相手と同じですよ。

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そして今の中1が大学入試を受けるころには、大学入学共通テストから英語が消えてしまい、民間の検定のスコアで入試の代わりにしようということになっています。

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英検とかのことです。今の英検は〇級とかのランクのほかにスコアも出るのです。このスコアを大学入試に利用しようということです。

ところで民間の検定は何回でも受験できるので、入試では制限をつけることになっています。

具体的に言うと、大学入学希望者は大学入試センター(センター試験はなくなるが大学入試センターはなくならない)からIDを発行してもらい、そのIDを記入して大学受験生として一般人と一緒に同じ検定を受け、そのスコアの2回分が大学入試成績提供システム(←新設されます)を介して大学入試センターに送られて入試の得点に使われるという決まりです。ちなみに入試用に特別にテストが用意されるわけではないのでIDを書かないで一般人として検定を受けることも可能です。ようするに普通の英検を入試に使うのです。ただ「一日で4技能を試験すること」が入試に使える条件なので、今の普通の英検だとスピーキングが別の日にあるために大学入試センターの要求を満たせません。英検の中でもCBTという方式でないと一日で4技能が終わらないので、CBTでないといけないのです。CBTとはコンピューター・ベイスド・テスティングの略で、うえのほうで説明したコンピューターを相手にテストを受ける方式のことです。

CBT方式でも普通の英検と問題は同じなので、普通の英検を何回も受けてスコアを地道に上げてから、大学受験生として「ID」を記入して受ければ、当然ハイスコアになるわけで、早くから動いた人が有利になります。(今でもそうですけどね。自分がいつ大学入試を受けるかはだれでもわかるのですから、早くから何回も何回も過去問やら何やらをやってる生徒はいます。これを「有利」というのかというと、ちょっと違いますね。これは地道な「努力」ですよね。)

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と、いうことで長々と書いてきましたが、入試は親世代とは相当に変わってきます。
リスニングテスト(昔はヒアリングテストって言われていましたね)では今なら2回聞かせてくれますが、1回になりますし。ヤバくないですか?

維新塾も変わらねばなりません。そこで維新塾ではこの春から、英語を「聞く・話す」ことの勉強を外国人に助けてもらおうと準備しています。インターネット利用です。

ネット英会話じゃありませんよ。(そもそも会話なんて日本語でもあやしい生徒は多くいます。)

小中学生の英語の勉強なので、日本の教科書に合わせた塾教材を利用してやりとりをします。25分間すべて英語。向こうからの指示もこちらからの返事も。

名付けて 自信につながる体験学習 です。

英語で話す? 無理無理。 僕には無理!… というのが子供たちの本音でしょう。それって自信がないだけですから。大丈夫。体験させればあっさりと壁をぶち破って、外国人と話す自分に惚れ惚れするようになります。「自信につながる体験学習」とはそういう意味です。
英検の2級のスピーキング対策なども対応予定です。
英会話チラシ-001

上の画像は維新塾に掲示してあるものです。
ネットを見て興味を持たれたご近所さんは維新塾に電話するか、HPのメール欄を利用するか、どうにかしてアクセスしてください。小さな塾ですのでご利用には人数制限があります。

電話は0798-49-4119(しきゅう・よいじゅく)です。午後3時から午後10時までです。日曜は休み。

資料:大学入試英語成績提供システム(文中にCEFRとあるのはセファールと読みます)