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上の写真は、発表を待つ皆さんです。2階にちょろっと見えている板が合格者の受検番号掲示板です。
午前10時になると、この板が壁面に掲げられます。それを一階から見上げるのです。
大きな字で印刷されているので、ちゃんと見えますよ。




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上の写真の学校では、地面に掲示板を並べて合格者番号を掲示していました。



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今年も第二学区の塾仲間で調べてきました。

(初めての方へ①)
兵庫県の公立高校入試で実施されている複数志願選抜とは、一度の試験で二つの高校の合否判定を受けられる制度です。出願のときには、第一志望校は〇〇高校、第二志望校は〇〇高校という具合に出願します。第一志望校の合否判定では20点加算して判定してくれますよ。

入試は第一志望校の校舎で受けます。合格発表も第一志望校の校舎で行われます。
自分の第一志望校の校舎に 複数志願選抜合格者 の受検番号が掲示されるのですが、この時点では自分が第一志望校に合格したのか第二志望校に合格したのかはわかりません。

近くにある特設コーナーまで封筒を受け取りに行き、その中の紙を見ると 合格校 が書いてあるのです。

(初めての方へ②)
今年、西宮南高校は定員216名に対し、第一志望での出願者は205名でした。
新聞では 定員216名 出願205名 倍率0.95 と発表されます。
倍率から見れば定員割れなので全員合格じゃん! とか思うのですがそうはなりません。

また地域トップ校である市立西宮では定員240名に対し第一志望での出願294名です。これだけ見ると、54人落ちるのね! とか思ってしまいます。

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実際に市立西宮の合格発表を調べに行きますと定員240名に対し281名ぶんの合格者番号が表示されています。定員240名、受験者294名に対し、合格掲示281名。つまり13人だけが漏れています。この13人は第二志望校を書かなかった人か、書いたけど第二志望校にも落ちた人ということです。
ところで、その13人よりも我々塾仲間が気にしているのは、定員240名に対し合格掲示281名、その差の「41名」という数字なのです。合格者のうち少なくともこの41名は他の高校(第二志望の高校)に合格していることになります。この人数を整理すると、市西41名、西宮東47名、県西42名、鳴尾25名 となるのですが、この合計155名は確実に他の高校での合格となります。この4校で合格掲示は975名ですから、そのうちの少なくとも155名は確実に第二志望校での合格ということです。これは合格者の約16%。逆にいえば84%が第一志望校での合格となります。この計算では,,,ですよ!

しかし市西の超過分41名が東や県西や鳴尾で合格しているとすれば、それらの高校の定員内にも第二志望合格者は多数いることになり、第一志望合格は84%よりは少なくなります。

公表された数字では第二学区全体では合格者のうち88.2%が第一志望合格となっているので、この4校はそれよりキツイということですね。

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なお定員割れだったはずの西宮南。定員216名に対し第一志望出願205名。
合格者の掲示人数を調べに行きますと184名でした。定員割れとか言いながらも20名が第二志望にも落ちたのですね。
定員と合格掲示人数との差を整理すると、西宮北ー20名、今津ー17名、南ー32名、甲山ー60名です。この4校で合計マイナス129名。この4校の最終合格者数に定員割れはありませんでしたので少なくとも129名は確実によそから来たのですね。実際にはもっといたでしょう。
この4校定員736名に対し、第一志望出願者674名、合格掲示人数607名でした。
607÷736=約82% で、第二志望合格も含んでいるので、第一志望合格者はもっと低いですね。この4校は先の4校よりさらにキツイということです。 

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第二学区34校のうち11校分を載せますね。

高校名  定員  受験者  合格掲示人数 
市西   240   293    281
西宮東  240   308    287
県西   140   214    182
鳴尾   200   247    225
西宮北  216   218    196
今津   120   126    103
西宮南  216   204    184
甲山   184   124    124
尼崎小田 160   156    149
県尼   240   251    204
尼西   204   221    188   


◆◆内申点について 最近の話題
中3芸人の都立高校受験の記事で内申点の理不尽さが書かれています。
皆のコメント(書き込み)を見ておいたほうが良いですよ。兵庫県は東京よりも内申の比重が大きいのです。