勉強がわからない・・・・・・。

何をやったらいいかすらわからない・・・・。

困った・・・・・・・。

お子さんがそんな感じに見えるなら次のように声掛けしてあげて下さい。

わからなくてもいいから学校から渡された問題集を解いてみなさい。

(不安な気持ちはいったん横に置かせて、行動させましょう)

②ふつうにわかる問題を解いたら、すぐに解答を見ること

③ちょっとやってみてわからない気がする問題は、ぐだぐだ考えずに解答を見ること。解答を読んでわかったら三角マークを問題につけてね。

(三角マークの問題を答えを見ずに解けるようにすれば、テストの点は20点ぐらい上がりますよ。解法を読んで理解できるなら最悪暗記してでも解けるようにすべしということです。これが調べ学習なのですよ。)

④解答を読んでも理解できない問題はバツマークを着けていったん離れたらいいから。

(それは今の自分には無理な問題なのです。あとまわしだ! 時間がなければ捨ててもいい!) 


■テストで点が取れないとしたら、三角マークのところが曖昧なまま受けに行くからです。同じ問題を最低3回やることで得点は20点程度上がるのですよ。
三角マークの問題は、同じ問題でいいから最低3回やらせましょう!

今回浜甲子園中の3年数学の先生が、期末テスト範囲の表に同じことを書いておられました!
テストというものは、そんなに怖がらなくても大丈夫。やってみましょう。
関係者全員が子どもたちのテストの得点をどうにか上げたいと願っています。


【質問の仕方について】
上のような勉強をやりおわると、バツマークの問題(場合によっては三角マークの問題も)が残りますね。これを持って先生のところへ質問に行きましょう。だいたい先生は教えることが好きなのでニコニコして教えてくれますよ。

「質問しても教えてくれない」という経験をした人は、手ぶらで先生のところへ行って、たとえば「因数分解がわからん」のように言ったのではありませんか?これには「ああ、そうなんだ」としか答えられません。大切なことはやった問題を持参して質問することなのです。

私が神戸市の塾で働いていた時のことです。20年以上前かな。
ある男子がちゃんと問題集を持って質問に来ました。
「先生、ここを教えてー」
「おぉ、見せてみ」
問題集はまったくの手つかずの真っ白けでした。
「解いてみたの?」
「いいや、わからんからやってない」
「・・・・」
それから数分間、生き方について語りました(迷惑だったかな)

信じられないことですが、「わからないからやらない」という理屈を通そうとする子どもはいます。これでは質問ではなくて、他人に何かを依頼しているだけになっています。この言葉を言う子どもには要注意ですよ。「わからないからやる」に変えていきましょう!

これまた時々いるのですが「わからないのにどうやってやるのですか?」とおっしゃる人もいます。皆さんの職場にもいませんか? 

調べたり聞いたりしてやるだけなんですけどね。

塾に貼ってる標語です。
やらない理由をさがすな。いくらでも見つかる。
もうひとつ
これからがこれまでを決める