このコロナ禍で、模試にも影響が出ています。

自宅受験といって、模試を持ち帰らせて自分で時間を計って受けさせるなど、いろいろな対応を各社それぞれで実施していましたが、この度兵庫Vもし(大阪進研)は公開会場模試は中止、自宅受験も中止とし、塾内受験のみ実施と決めたそうです。

中学入試の模試では芦研で塾内受検が続いていますが、五ツ木駸々堂が会場模試を続けるようなので、夏の模試は五ツ木駸々堂を受験しに行くように伝えました。知らない顔の中で受験することは、よい体験学習だと考えます。

◆さて模試はその結果を見て一喜一憂するためのものではなく、明確な実施目的があります。

目的① 自分の弱点探し。
模試の結果には単問正答率という数字が解答ごとに表示されます。その数字が高いのにもかかわらず(つまり他人は結構な人数がマルになっているのに)自分はペケになったところが自分の弱点なのです。この数字を活用しないのなら、普通に問題集を解いているのと同じことになります。
模試は頭の健康診断なのです。

活用① その弱点だけを集中的に勉強する。
きっと簡単に解決しますよ。なぜなら他人の多くが正解になる問題なのですから。これをマルに変えるだけで成績はずいぶんと上がりますよ。そういうペケは模試一科目につきだいたい3個ぐらいはあるでしょうから、1個4点としても12点もあがるのですよ!

◆◆生徒のテスト中にこれを書いているのですが、もう少しでテスト回収の時間が来るのでここで書き込み終了しますね。