ある生徒の学校テストの500点満点での得点推移です。
かっこ内は平均点の何倍に当たるかを示します。

1学期期末 440点(1.71)
9月実力  419点(1.90)
2学期期末 433点(1.67)
1月実力  399点(1.85)
2月実力  406点(2.11)
学年末   428点(1.56)

得点だけを見ると
440点→419点 だと下がった感じですが
平均点と比較した値は1.71→1.90 なので成績は上がっています。

419点→433点 だと上がった感じですが
1.90→1.67 なので下がっています。

テストの点が上がったとか下がったとか気になるでしょうが必ず平均点と比較することを忘れないでくださいね。

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偏差値というのはもう少し面倒な計算をして求めます。自分は平均とくらべてどれだけ違うかを偏差といいます。平均点より上ならプラスで下ならマイナスで示します。模試では受験者全員分の偏差を調べ、ルールに従って標準偏差を求めます。そして自分の偏差が標準偏差の何倍なのかを調べて10倍します。それに50を足した値が自分の偏差値です。

平均点ぴったりの人は偏差値50です。平均点より標準偏差ひとつ分上の人は偏差値60になります。下の人は偏差値40です。だいたい偏差値は35~65にまとまります。異常に賢い人は偏差値70を超えてきますし逆の人は偏差値30とかになります。

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このコロナ禍で、うちの塾では受験学年以外の模試をストップしていました。この4月に久しぶりに実施します。自分の偏差値を見てびっくりしないようにね。普段は学校の中だけでの成績しかわかりませんが、世の中は広い!よその地域は本当にみんなが勉強を頑張りますので、そこと勝負することになると簡単にはいい偏差値は出ませんよ。

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過去のデータでは地元中学で真ん中の人だと模試の偏差値は45に届きません。下から2~3割ぐらいの成績です。なお西宮南や今津高校に合格できるのは偏差値48あればまあ合格するでしょうという感じです。(地元中学で平均点ではこれらの高校を受けても受かりにくいということです)

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「うちの子はいつやるんだろう。ずっとそう思って我慢してきた。でももう限界なので塾に入れます。」なーんて中学生の保護者から依頼があります。これって地元あるあるなのですが小学4年生の時点ですでに大きな差がついていますので、中学になるまで「本人の自己責任」と言って親が見守ってしまうと時間を失って簡単には解決出来なくなることも多いですよ。計算が出来ないとか、言葉を知らない、漢字が書けないなんて人生の質に関わることだと思うのです。信頼が前提にあるとはいえ「子どもの自己責任」で親が放任に近い状態にしていいのしょうか。すでに国は放任していますよ。自分でやれない子を何とかするには家庭で親がやるか塾で我々がやるかの2択になってきています。まったく嫌な時代になってきました。