随分と久ぶりの更新となりました。各種会合で情報収集に大忙しです。

維新塾では5月16日の月曜日から4月実施の模試の結果を返却しています。封筒に入れて蓋を糊付けした状態で子どもたちへ渡し、「お父さんかお母さんに渡してね」と声掛けして配っています。

実は今年度から模試の回数を増やすことにしました。その理由は2つあります。ひとつは保護者に子どもの現在の成績ポジションをちゃんと把握していただきたいこと。もうひとつは子どもたちに模試を使った復習の機会を設けたいということです。

ひとつめの理由。お子様が通われている学校内でのおよそのポジションは保護者も把握しておられるでしょうが、広範囲で競った場合に我が子のポジションはどのあたりになるのかは何となくのレベルでしかわかっていないのではないでしょうか。ちなみに地元の学校で上位3割以内にいても受験者全体では真ん中より下になりますよ。それは模試の結果から明らかです。「でもそれって塾に通っている子たちの中での成績でしょ。一部の上位層の中での成績なんだから真ん中より下でも問題ないんでしょ。」なんておっしゃる保護者さんがおられるかも知れませんが違いますよ。皆さんが思うよりはるかに多くのお子さんが普通に塾に通っていますし模試も受けています。上位層だけが塾に通うわけではありません。地元だけを見て「どこでもそうでしょ」と思うのは危険です。

 ちなみに誰でも受験する高校入試と一部の人だけが受験する中学入試とでは模試の偏差値の価値は違います。中学入試の模試で平均点の偏差値50が取れる子は普通の小学校においては余裕でトップレベルの成績になります。ですから先ほどの「塾に通っている子たちの中での成績・・・・・」云々の分析は中学入試においては正しいのですよ。このため小学生向けのテストは「公立中進学を前提にするもの」と「私立中受験を前提にするもの」の2タイプが準備されていまして、今回塾で小学生に実施したものは公立中進学を前提にした問題のほうです。

維新塾では中学入試で上位校を狙う子には五ツ木駸々堂の模試を受験しに会場まで行ってもらいます。今回塾で実施したテストのレベルだと30分間で80点ぐらいは取れなければ、五ツ木の模試だと一桁の得点になるかもです。これでは上位校(難関校より少しラクなあたり)の合格が困難なのは当然として、受験の勉強をさせることすらが困難だというレベルです。中学入試の合格は「父親の経済力と母親の狂気」が勝ち取ると言い切ったテレビドラマがありましたが、親が我が子の成績ポジションを考慮に入れずに受験にのめり込むと本当にそうなります。90分で2万円の補習(塾に行っている子どもの補習に別勉として指導する仕事があるのです。ちなみに「別勉」とは神戸でしか使われない言葉なのだそうです。)とか実在します。

おっと、いつの間にか中学入試の話に脱線してしまった!

模試の話しは次回に続きます。