西宮市は長いあいだ公立高校入試に「総合選抜」という方式を採用していました。これは公立高校入試にエントリーして合格すると、受験者の現住所で進学する高校が決まるという制度でした。単純に言うと

総合選抜・・・・住んでいる地域で行ける高校が決められる

ということです。今思えば地元ではこれが アパルトヘイ・・・ のように作用していました。本来の目的は学力で生徒を輪切りにせず、その地域の集団をそのまま地元の高校へ進ませれば偏りなく多様な人材が集まる高校が各地で運営できるというものでしょうが、そもそも地域ごとに個性があるのでそんな理想通りにはいかない制度でした。(小中学生の学区は児童生徒の体力などを考慮して決めるのでそれでいいと思いますが境界線に住んでいる子は思うところがあるでしょうね)

ところで入試の成績で上位10%だけは居住地に関係なく希望する高校へ行けました。つまりちゃんとした受験生は上位10%を狙うか、またはお金があるなら私立高校へ「亡命」していました。当時うちはそれを支援するために存在した塾なのです。

今は複数志願選抜という制度に変わって、西宮の受験生は現在34の公立高校から進学希望先を選べます。居住地ではなく学力に応じて進学先が決まる制度に変わったのです。

さあ現代の受験生諸君。アパルトヘイ・・・の時代は終わりました。ちょっとの頑張りで希望の高校へ行ける可能性があります。さっさと始めましょう!