実は「次の中1(今の中1です)は悪いヤツが多いので大変だと思う、だって〇〇の弟とか△△の弟とか、そうだアイツも次の中1だ、、、、」なんて話を去年聞いていました。自分たちは学年が違っていて本当によかったと言っていました。まあ、そのときは「お前らもそんなに変わらんやろ」とか言って笑っていたのですが。また別情報では当時☆☆小学校の6年生で学年崩壊がおきていたようで急遽私立中への進学を決断したご家庭もありました。そんな学年が今の地元中の1年生です。

思えばこの子たちは小5の春にコロナ禍で長期休校だった世代です。数学でいえば小5のカリキュラムは公倍数やら分数のたし算やら単位量やらの重要単元が目白押しで「つまずきの石」がゴロゴロ落ちている学年です。学校としてはどうにかこうにか教えきったと思うのですが子どもの身に付いたかどうかはご家庭での子どもたちの練習量次第でドメスティックな問題です。そして子どもたちはそのまま小6に進級させられ新しい知識の上乗せが行われるのですが、小5の内容が曖昧なままだと何も理解できぬまま小学生のカリキュラムが終わってしまい、いつの間にやら地元の中学に進学して今に至っているというわけです。一言でまとめると「土台のあやしいまま数学を学び始める」ということです。渦中でも塾に来てくれていた子たちには、塾に与えられた少ない時間でも何とか被害を食い止めるために最重要の単元に絞って集中的に手当てをしてきました。今後もケアをしつつの運営になりますが塾歴35年のベテランとして取り組んでいきますよ。(という事情なので時間の延長がひどいとか言わないでね。)

◆◆子どもたちに学校の数学の様子を聞き取りましたところ
①「授業で教科書は使わない」そうです。おそらくクラスのみんなに教科書を開かせるのに相当時間を喰われるのでしょう。様子が目に浮かびます。
②「いちいち先生に反論するヤツがいる」そうです。おそらく学級崩壊させた連中でしょう。現代では生類憐みの令ならぬ子供憐みの令が発令中なので、誰も他人様の子ども様に関わろうとはしません。江戸時代にお犬様が増長したように現代のまともでない子は「お子ども様」状態なので、ご公務で対応されている学校教員は大変だと思います。今話題のJRの駅員さん(山手線を止めた人に怒鳴り散らす動画で話題)のように冷静さを失うわけにもいきませんし、他の子どもにはちゃんと授業をしてやらねばならないし・・・・。私の友人もそういう学校(ここの地元中ではありません)の応援に駆り出されて「少年Aになりかねないヤツはいくらでもいる」といっています。タフでない先生は休職に追い込まれたりでその学校は戦場のようになっているそうです。地元中は平和なのかどうなっているのか聞こえてきませんが授業は①②の状態程度で押さえて学校が荒らされないように踏みこたえているようです。先生たちすげえ!

ところで塾では②のような生徒は引き受けないことが可能なので大丈夫です。①のほうは塾で学校の教科書を使って授業を展開中です。大手塾さんと違ってマニュアルに縛られませんので臨機応変に運営中です。お困りの方はご連絡ください。まだ席は少しですが空いています。ただし「お子ども様」はご遠慮ください(笑)